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スクールハラスメント(学校ハラスメント)の意義
2021/7/3
スクールハラスメント(学校ハラスメント)について、これは法律上の概念・用語ではありませんので、様々な意味で用いられています。 まずは、広い意味のスクールハラスメントとして、「学校等(主として、初等教育 ...
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校則には合理性が必要である
2021/7/3
学校が校則を制定できる権限を有するか否かについて、また、その権限の根拠は何であるかについては、研究者の間でさまざまな議論がありますが、法令上は、学校教育法の解釈の問題として、懲戒権の存在(学校教育法 ...
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なぜ、学校は校則を定めることができるのか
2021/7/2
学校・学校設置者が定める規則(内部規定)で、生徒指導内規、教務内規などを含めて、各校の学校経営の基本的な事項等が記載されるもの(狭義の校則)があります。そして、狭義の校則の中で、生徒指導や生活指導に関 ...
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学則・校則の意味を考える
2021/7/2
現在、守る理由がわからないような不合理な校則、また、児童・生徒の人格を傷つける合理性の乏しい校則である「ブラック校則」が問題とされています。頭髪や服装などについて一律に規定をするような校則について、人 ...
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事故やいじめにおける学級担任と管理職の責任
2021/7/2
学校で児童・生徒に事故やいじめの問題が発生した場合に、学級担任や管理職が被害者である児童・生徒に対して、損害賠償責任を負うかどうかの問題を考える際のスタートは、これらの者の民事上の法的責任です。 ま ...
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いじめにおける学校設置者や学校の責任
2021/7/2
いじめに関して教員の法的責任(教員が故意又は過失によっていじめ被害者の権利又は法律上保護される利益を侵害したと認められる場合)がある場合、学校設置者である区市町村や学校法人がどのような責任を負うかが ...
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いじめにおける加害者の保護者の責任
2021/4/11
学校でいじめが生じた場合、マスメディアの報道では、学校の責任の問題のみに焦点があてられて報道がされることが多いのですが、いじめの一次的な責任は、加害者とその親権者が負うべきものです。すなわち、いじめ ...
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法的問題としてのいじめ
2021/4/11
いじめについては、いじめ防止対策推進法(いじめ防止法)2条に定義がなされている意味をもとにして、重大性のレベルにより、3類型に分類することができます(最広義のいじめの定義)。 子どもが成長する過程で一 ...
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いじめ防止対策推進法における学校の法的義務・責任(行政的な義務・責任と民事的な義務・責任)
2021/4/11
いじめ防止対策推進法(「いじめ防止法」)におけるいじめの要件を整理すると、3要件を充足して「いじめ」となります。 (1)児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人間関 ...
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いじめの定義・いじめの類型化
2021/4/11
いじめ問題は、学校において大きな課題です。いじめ問題については、教育的観点から、また、法的観点からいじめを考えることが大切です。 まず、法律上の定義としては、いじめ防止対策推進法2条に定義がなされてい ...